思いがけないヨガ効果
冬がくる。
ツンとした空気や、透き通った空の色、
雪化粧で真っ白になる山々、ぽってりと手におさまる甘いみかん、
膝の上にのそのそと乗ってくる猫、街頭のイルミネーション。
冬にしか目にすることができないものたち。
とても好きな季節です。
日本に四季があって良かった、って思います。
だけど、寒い。
冬だからね、仕方ないんですけど、まあ寒い。
なるべく暖房をつけたくない私は、
いつもヒートテック（極暖）を着込んでカイロ貼って、
しょうが湯を飲んで、寝る時は湯たんぽと電気あんかを入れて、冬を越しています。
そして、冬の大敵。
女性なら悩む方も多いでしょう。
そう、冷え性。
寒さが厳しくなると、手足が冷えて、
やる気と元気を一気に奪われてしまいます。
あと肩こりもひどくなる。。
生理痛も。。
冷えからくるものかな、というのは何となく感じていて、
ずっとこの身体と付き合っていくんだから、
少しでも大切に、快適に過ごしたいなと考えるようになりました。
そんなわけで
今月からホットヨガを始めました。
いらすとやさん初めて使ったぜ。。。
目的は
✔︎ 運動不足解消
✔︎ 冷え性改善
✔︎ 肩こり解消
✔︎ 身体のライン引き締め
です。
運動するならランニングも考えたんですが、
準備して家を出るまでが、なかなか腰が重くてですね……。
友達が、ホットヨガ気になってる、と言っていて、
調べてみたら良さそうだったのでひとまず体験に行ってみまして。
そうしたら、
汗が滝のように出るわ、身体は伸びて気持ちいいわ、
終わった後の爽快感が何ともいえず、いいなこれ。と思い、
現在週2〜3ペースで通っております。
ランニングや激しく身体を動かす運動より、
ゆっくりしたペースでじんわり身体を動かし整える方が、
私には向いていたみたいです。
1時間でレッスンがパッと終わって、サッと帰れる気軽さも、
ちょうどいい感じです。
まだはじめて2週間ほどですが、効果のほどはといいますと、
肌がワントーン明るくなった！
これが一番実感してます。
汗で老廃物が出ていっているようで、
ホットヨガ後は化粧ノリの良さに驚きを隠せない。。
私の通っているスタジオは、
リラックス系のレッスンだけじゃなく、
結構キツい強度のレッスンもあって、
最初の2〜3日は、筋肉痛になりました。。
肩こりも、以前よりは断然楽になっていると思います。
身体が軽いし、頭もすっきりします。
身体引き締めとダイエットは……
今のところ大きな変化は見られず。
たぶん、
食事をきちんと気をつけないと、痩せなさそう。。
運動した後はどうしても美味しいものを食べたくなるんですけども、
ホットヨガ後は吸収率が良くなっているそうなので、
ドカン！とボリューミーな食事をしてしまうと、
それが全部吸収されてしまうんだとか。。。こわい。。
なので、野菜とか果物、スープを中心に摂るのが良いみたいですね。
あと、ヨガを始めてから、
自分の身体の固さやクセ、
いかに体幹がブレているかということを実感しました。
集中しないとフラついて取れないポーズもあって、
集中力を高めるにも良いかもしれないと思っています。
それから、これもヨガ効果かな？と思うのがメンタル面で、
ちょっとしたことで落ち込まなくなりました。
レッスン中は自分の内側に意識を向けざるを得ないので、
足元からしっかり立つことによって、
私はちゃんとここにいるんだ、
という存在感を感じられるようになりました。
だからか、
嫌だなーと思うことや、
理不尽なことが起きても、
切り離して考え、人は人、自分は自分。
と思うことができるようになってきています。
私は自己肯定感が低く、
自分と他人の境界線が曖昧で、
他人の感情や発言に引っ張られていた部分があったのですが、
自分軸にシフトしていけているのかなと。
思いがけず、良い効果に恵まれそうです。
ひとまずホットヨガ、続けてみようと思います。
また変化があれば書き記します◎
好奇心の正体
私はわりかし好奇心が強い。
そんなふうに自覚したのはここ3〜4年のこと。
たとえば、
温泉では一通り全部のお湯につかってみたいし、
飲食店ではちょっと変わったメニューを頼んでみたくなるし、
パン屋さんを見れば、特にお腹もすいてないのに絶対寄り道しちゃうし、
目の前の坂道を登りきった景色がどんなふうか気になるし、
観光地では体力がある限り、なるべく様々な場所を回ろうとする。
キャンプとかに行くと、自由時間は森だの川だの散策するタイプ。
そのくせ、”スタバの新作出てるな〜美味しそうやな〜”と認識しつつも、
結局は、スターバックスラテか豆乳ラテに落ち着くし、
日々、刺激と安定を行き来している。
食べ物に関しては、ルーティンが多いかもしれない。
お気に入りが見つかれば、ずっと同じものでも特に困らない。
好きなものを食べるのは幸せだ。
小さい頃はこんなに好奇心旺盛じゃなかった。
というか、それを出しにくい家庭環境だった。
何か「やりたい！」と言うと大抵、
母親や祖母に「やめときなさい」と言われて育ったため、
いつの間にか自分の欲求に蓋をしてきてたんだと思う。
一体何が好きなのか、わからなくなった時期もあった。
だけど、結構負けず嫌いで根が頑固なので、
どうしてもやりたいことは、
泣いたり拗ねたり怒ったりしながら訴えて、許しを得てました。
今は自由に行きたいところへ行き、食べたいものを食べ、
着たいものを着て、寝たい時に眠る。
こう書いてみると、めちゃくちゃ幸せな生活してますね。
できるだけ色々なものを見聞きしたいし、
現場の空気を吸いたいし、人に会いたいと思う。
それはなぜかと考えてみたら、
心の琴線に触れるものを見逃したくないから、
という結論に行き着いた。
気になって入った路地で見つけた服屋さんのショーウインドウで、
かわいいワンピースに一目惚れするかもしれない。
ふいに目線をあげたところにある看板のグラフィックやコピーに、
心震わされるかもしれない。
フェスで特に目当てではなかったバンドが、
その日ものすごく心に触れる素敵なライブをして、
あっという間にファンになるかもしれない。
バイトで会ったおばちゃんに、
日本で肉じゃがが生まれた歴史と元祖レシピを教わって、
肉じゃがの見方が変わるかもしれない。
（これは実話です）
そういう偶然の出会いがとてもおもしろいと思う。
そして、その後に自分に訪れる、プラスの変化に魅力を感じる。
人から勧められるものも、極力触れてみるようにしてる。
自分が何に影響を受けて、良いと思うか全く予想がつかないから、
出会いを逃したくない。
公園行ったら鳩が日陰で休んでてほっこりした、
みたいな些細なものでもいいんです。
私という小さな世界が、ほんの少し輝く瞬間がおもしろい。
いつも好奇心を全面に出すほど心に余裕を持つのは簡単ではないけど、
小さな喜びに気づくためのアンテナは、
立てていたいなあと思います。
Special Favorite Musicにインタビューしました
ぴあ関西版WEBで、Special Favorite Musicというバンドにインタビューさせていただいた記事が公開になりました。
Special Favorite Music（以下SFM）は、関西出身の6人組バンド。
男女ツインボーカルで、
管楽器を含む楽器隊で構成されています。
先日公開された、石原さとみさんが出演する、
花王リーゼのCMソングを担当したことも発表になりました。
SFMの特徴は何と言っても、
Vo.ラビンユーちゃんの透明感のある歌声。
下記は、私がとても好きな曲『Royal Memories』。
とにかく聴いてください。1分だけでも再生してほしい。
ちなみにMVの監督は、Gt.オクダさんの実弟で、
アニメーション作家の奥田昌輝さん。
美しくも儚い、素敵な曲です。
いつまでも聴いていたくなる。
基本的には多幸感のある曲が多いですが、
メンバーに音大出身者とバンド出身者がいることで、
クラシックで培った技術と表現力がポップスと組み合わさり、
馴染みやすくも、音に深さがあって、
切なさも喜びも、幅広い感情を表現しています。
今回インタビューさせてもらったのは、
Vo.クメくん、Gt.オクダさん、Dr.シンジョウくん。
1人で複数のパートをこなす、マルチプレイヤーボーイズ3人組。
このメンツでのインタビューは初めてだそう。
メンバーとはSFMが結成される前から知り合いで一緒に遊んだりしていたので、
友達にインタビューするというので逆に緊張したりもしたけど、
純粋に聞きたいことをぶつけることができたし、
普段なかなか聞けない話をしてくれたので、
とても良い時間になりました。
クメくんの言いたいことや気持ちを、
オクダさんがわかりやすく代弁していたのが印象的でした。
良いコンビネーションやな〜。
記事内で、オクダさんが
”ラビンユーちゃんはポテンシャルがある”
と言っていたのですが、それが滲み出ているのがこちらのMVだと思います。
あと、先日公開された2nd AL『Royal Blue』収録曲の『スタンドバイミー』のMV。
関山雄太さんが監督。さすがだわ。
で、何でこの記事を書いているかというと。
単純に、SFMのことを知ってほしいから。
そして、できればライブを見てほしい。
それに尽きます。
私はメンバーと友人関係ではありますが、
バンドの関係者ではないので、
勝手に書いているだけです。
こういうのはステマっていうのかな？
10月30日のリリースツアーファイナル＠心斎橋JUNUSに
足を運んでほしいです。
ぴあの記事はそれを目的とするために書かせていただいたので、
もちろんなのですが、
このちっぽけなブログを見て、1人でもライブに行こうと思ってくれたら。
そんな至福はありません。
記事を読んだ人に行動を起こさせる。
そして、その人の価値観に変化やプラスの感情を与える。
それが、私のライターとしての目標でもあり、夢でもあります。
過去の経験から、私は自分が本当に良いと思っているものしか人に奨めたくないので、
（たとえ友人や身内でも、奨めることに少しでも抵抗を感じるものはオススメできない）
そこは信じてもらいたいところです。
何が言いたいかっていうと、
ホント良いバンドなんですよ、SFM！！
だから少しでも気になったら、ぜひMVを見てみてください〜！
そしてライブに行ってください〜！！！
バンドは生物だよ！
見たい時に見ておくべし。
アルバム『Royal Blue』では、
忘れていく感情や、
すれ違う時間など、
消えてしまう儚いものについて歌っているけど、
バンドもそうだよなって思います。
永遠に残るものなんてないんだなぁと。
消えるからこそ美しいとも言えるけど。
日本人はその感覚、わかるんじゃないかな。
だから、見逃し厳禁ってことで、よろしくお願いします！
最近のお仕事
私は前職で音楽カルチャー誌の取材をしていて、時々フリーのライターとしてお仕事をいただくのですが（本当にありがとうございます！）、
最近アップされた記事を張っておきます。
LOST IN TIMEインタビュー（ぴあ関西版WEB）
フレンズインタビュー（ぴあ関西版WEB）
Awesome City Club（ぴあ関西版WEB）
あとまだポツポツとアップされていないものがあります。
こんな私にお仕事を振ってくださることが本当に嬉しい。
ありがとうございます。
やっぱり、作品の向こう側のお話を、というか、
人が作ったものの背景や経緯や歴史を知るのはとても好きです。
なるべくなら、ベストな形で届けたいと思う。
音楽だけじゃなくて、芸術とか舞台とか動物とか伝統工芸とか暮らしにまつわるものとか、もう少し広いジャンルの記事も書きたいです。
覚悟は決めました。
この間RISSEI PROM PARTYで観た、映画シング・ストリートが良い具合に背中を押してくれてる。
ハローハロー
はじめまして。
久保田エリと申します。
エリさんって呼ばれてます。
このたび、
自分の感じたことや思ったことを言葉で表現する必要性を感じ、
ブログはじめます。
ただの日記にならないように、
読んでくださる方が、
小さくても何か感じてもらえるような文章を目指します。
よければ気軽に覗きにきてやってくださいませ◎
よろしくお願いします！
